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腕を鞭のように使うには その④



筋力トレーニングで筋肉・関節の使い方を覚える

腕を鞭のように使うには その③で
動きが分かったとしても
実際に腕を鞭のように使えるようになるためには
無意識レベルで使えるようにならないと
なかなか役に立ちません。

普段使わない筋肉の場合
筋肉の機能をつかえていないケースが多々あります。
もしくは柔軟性が不足していて動かせない
という場合もあります。

その時には筋力トレーニングをして
柔軟性と筋肉の使い方を脳みそに
覚えこませる必要があります。

筋力トレーニングといっても
腕を太くして筋力を上げることが目的ではなく
筋肉の機能を使えるように筋肉の使い方を
練習するというイメージで理解してください。

それぞれの動作を習得するための
筋力トレーニングで反復練習をして
筋肉・関節の使い方を覚えましょう。

そうすれば腕を鞭のように使えるようになります。

腕を鞭のように使うには その③



腕の使い方の確認

ラケットを振るスイング動作はこの腕の動きに合わせて
上半身の動き、下半身の動きが機能的に連動することで
成り立っています。

腕を鞭のように使うには肩甲骨の動きから考えます。
実際には上半身の旋回の動きをラケットに伝えるために
事前動作として肘の位置が肩の高さにあります。
ラケットを握ってTの字で立っている状態です。

⓪肘を曲げます。
 

①肩甲骨の後退、背中側に寄せる
肘を後ろに引くと肩甲骨が背中の中心によっていくと思いますが
この肩甲骨の動きです。

②肩関節の外旋
この動きがとても難しいです。
腕を鞭のように使うために一番重要な動きで
柔軟性と筋力が必要です。

③回外
ラケットを回内で振るための
準備動作です
これができていると
ラケットを振った時に相手側から
ラケットヘッドの軌道が体の外側に見えます。


準備完了

④肘を伸ばし始めます
 実際には上体の旋回による遠心力で勝手に
 伸ばされている感覚です。

⑤肩甲骨の前進
 腕を前に伸ばす時に肩甲骨同士が離れる動き

⑥肩関節の内旋
 前腕上腕の重みを感じます。

⑦前腕の回内
 ラケットを振ります。


腕を鞭のように使うには その②



柔軟性のチェックが大切です。

関節の可動域は大切ですが
可動域が広いからよいということではありません。

腕を鞭のように使うために必要な可動域が確保されているかどうかが
大切です。

肩の外旋運動の筋力と柔軟性のチェック方法
大の字でうつ伏せに寝て
手のひらを床に
ラケットを握る側の肘を90度まげる
それから天井を向いている手の甲を
床から肩や肘が離れないようにして
上にあげる
その時の床と前腕でできる角度が30度あれば
筋力も柔軟性も十分です。

反対の腕でサポートしながら上げることができれば
柔軟性があって筋力が足りないということです。





腕を鞭のように使うには その①



腕を鞭のように使うためには
肩甲骨、肩、上腕、前腕 を
順番に協調させて運動させる必要があります。

まず柔軟性のチェック
そして腕の使い方の確認
最後に筋力トレーニングで筋肉・関節の使い方を覚える

それぞれができたら
ゆっくり素振りをしてみて各関節・筋肉を正しく使えているか
動作にロスはないか確認し
問題がなければ徐々に素振りのスピードを上げていきます。

使っていない関節の動きがあれば
筋力や柔軟性が不足していることが多いです。

突然広くなった関節の可動領域を最大限に使うと
一番弱い部分を痛めやすいので無意識レベルまでになじむまでは
無理をしないようにしましょう。